こんにちは!親幸産業です!
本日はユニッククレーンの日常点検の流れをお届けします!
分かりやすく動画で見られたいかたはこちらになります↓↓↓↓
はい。日常点検。皆様はされていますか?
やらないといけないのは分かっていても、毎日となると、なかなか手間ですよね。
いざやろうとした時に、あれ?どこ見ればいいんだけっけ?とならないようにこのブログと動画を作成しました。
ユニックのクレーンには3つの点検義務があります。
以下のクレーンは労働安全衛生法と同法に基づくクレーン等安全規則により、事業者は、クレーン等を設置した後に、1年以内ごとに1回及び1ヶ月以内ごとに1回、所定の項目について、定期に自主検査を行うことが義務づけられています。
- つり上げ荷重0.5トン以上の全てのクレーン。
- つり上げ荷重0.5トン以上の全ての移動式クレーン。
- その他クレーン等安全規則の適用を受けるデリック、エレベーター、建設用リフト及び簡易リフト。
①1年に1回の年次点検。
②1か月に1回の月次点検
③そして毎日の日常点検。
クレーンが壊れて事故がおこらないようにこういった3つの点検が義務付けられているんですね。
年次点検や月次点検は点検項目も多く、なかなか自社でやるには厳しいので、弊社もそうですが、業者様にお願いすることが多いかと思います。なので今回は日常点検を解説させて頂ければと思います。
点検する項目は古河ユニックさんのサイトにございますので、リンクを張っておきますので、
必要なかたはそちらからダウンロードしてやって下さい。
はい、ざっと項目が24項目あります。弊社の場合はリヤアウトリガはありませんので、23項目のチェック項目があります。
①PTO.これ車の下部のシャフト部分から油がもれていないかを確認します。
②作業油タンクの湯量があるかどうかを確認します。
漏れているとこの部分が少なくなってます。
③アウトリガを出し入れして、損傷や変形がないか、動かして違和感がないかを確認します。
④ホワイトウインチ、作動状態を確認します。操作レバーの戻り、ブレーキがきくかを確認します。
⑤ブームを旋回させたり、起き伏せをして通常に作動するかを確認します。
⑥フックを回して異常がないか、戻りは問題なくもどるかを確認します。
⑦ワイヤーロープを目視で確認し、破損がないかを確認します。
⑧自動停止が問題なく作動するかを確認します。
⑨荷重計を確認し、0表示であることを確認します。(デジタル式の場合)
⑩スピーカーから警告音がなることを確認します。
⑪配管油圧ホースから油漏れがないかを目視確認します。
⑫クレーンの取り付けボルトが外れかけていないかを目視確認します。
⑬非常停止ボタンの作動状態を確認します。
⑭銘板の取り付けが外れていないかを確認します。
⑮ラジコンの電源が問題なくつくか、作動に問題ないかを確認します。
⑯フック格納装置の作動状態を確認します。
⑰ブーム、アウトリガ未格納警報が鳴ることを確認します。
⑱ブーム、アウトリガインターロック作動状態を確認します。
⑲過負荷防止装置が作動するかを確認します。
⑳高さ制限装置が動くことを確認します。
㉑転倒防止装置、三色灯が問題なくついていることを確認します。
以上となります。
はい!項目多くて大変ですね!笑
ですが、事故防止のために日々、クレーンをチェックしておくことが大切になるかと思います。
朝確認して異常があれば修理に出して対応できますので、未然に事故を防ぐことができます。
手間かもしれませんが、日々毎日確認したいですね。
項目が多いので動画で確認されたほうが分かりやすいかと思います。
本日もご一読ありがとうございました!
親幸産業HP