本日は、フォークリフトの積み込みと降ろしを解説します。
動画で見られたいかたはこちらになります。↓↓↓
親幸産業が弊社新人ドライバー研修のために作成するブログになります。
本日積み降ろしするのはこちらのフォークリフトになります。
以前の動画とブログで紹介しましたTOYOTAフォークリフトの新車です。
では早速積み込みと降ろし方を先輩に解説して頂きます!
①まず指示書通りの型式と番号のフォークリフトかどうかをご確認お願いします。
たくさんフォークリフトがあるような場所ですと、間違って別のフォークリフトを積み込んでしまいます。
必ず最初に型式と番号の確認をお願いします。
②積み込む荷物が確認できましたらトラックを積み込みやすい最適な位置につけて下さい。
バックの場合は事故防止のため必ずハザードをお願いします。
③ミラーを格納します。
④トラックから降車する時は、3点支持でトラックからっ降車しましょう。
⑤ヘルメット、手袋、ラジコンを装着します。
⑥トラックが動かないようにタイヤ止めをセットします。
⑦地盤を確認し、敷板をセットしてください。
⑧後ろあおりを開けて、荷物が乗るように荷台を整理してください。
⑨バタ板を手前に準備します。
⑩アウトリガーモードに切換えします。
新型ラジコンで操作する場合はモードを押しながら左でアウトリガーモードに切換えができます。
新型ラジコンの操作については動画で詳しく解説していますので確認されたいかたはこちらでご確認下さい。
↓↓↓↓

⑪アウトリガーモードにした後にラジコン操作で、ウインチを巻き戻し方向にジョイスティックを倒して
ウインチを荷台後ろまで巻き下げます。
⑫セルフ前に上空に電線などの当たるものがないか、上空を確認してください。
当たるものがあった場合は場所を移動させるか、注意しながらセルフして下さい。
⑬後ろに当たるものがないか確認し、アウトリガーをセルフしていきます。
上空を確認しましたら後部も確認してください。とくに固い地盤の場合は地面が傷がつく恐れがあります。
その場合は緩衝材を必ず敷いて下さい。
⑭バタ板をタイヤ位置に合わせ設置していきます。
⑮スリングを準備し、ウインチを伸ばして行きます。
⑯スリングをピン上部に掛け、テンションを掛けます。
この時スリングを使う理由ですが、鉄でかけてしまうと滑ってしまうので、布のスリングを使います。注意点ですが
その時必ず上部にかけて下さい。下にかけると外れてしまうことがあります。
⑰リフトに乗り、エンジンを掛けフォークの爪を上げます。
⑱ウインチを巻き上げしていきます。
バタ板からタイヤが外れないように慎重に上げていきましょう。
⑲荷台に乗りましたらセルフを水平にしていきます。
⑳ウインチを巻き上げて、リフトを荷台前へ移動させます。
㉑タイヤ止めをセットし、ウインチを少し巻上ます。(タイヤ止めに少し食い込ませるため)
㉒パーキングブレーキを掛けてフォークリフトから降車します。
㉓アウトリガーを完全に戻します。
(荷台の上でフォークリフトを動かすのでこの時まであえて足のついた状態にしていたほうがいいかと思います。)
㉔ラジコンを車内に収納します。
ラジコンを荷台に置き忘れて走ってしまい紛失したり、故障してしまったりとそういったことを防止するためにも
使い終わったらラジコンは車内に忘れないうちに収納するクセをつけておいて下さい。
ちなみにラジコン1個定価30万近くしてしまいます。くれぐれも絶対になくさないよう仕舞って下さい。
㉕バタ板を収納し、フォークの爪で押さえて下さい。
㉖固縛していきます。
今回用意した治具は、レバーブロックが2本と4mのスリングが2本です。
固縛の仕方は是非動画でご確認頂ければと思います。↓↓↓↓
㉗あおりを閉めます。
㉘地盤確認し、敷板を収納します。
㉙タイヤ止めを外します。
㉚忘れ物がないか確認し、積み込みは終了です。
続いて降ろしに行きたいと思います。
降ろしは積み込みの逆ですね。
①荷物を降ろす位置を確認し、最適な位置に車を停車します。
ご存じ、この仕事は降ろす位置を指定されることが多いです。現場現場によって状況や場所が
変わります。その場で最適な位置を判断してトラックをとめてください。今回はフォークリフトですので比較的
降ろした後も移動させやすいものではありますが、バラプラント、足場などなど降ろした後は動かせないものが
結構あります。なのでまず最初にどの位置に車を付ければ作業しやすいか、ユニック作業が発生する場合は
定格荷重以内で収まるのかを考えて車位置をつけて下さい。ちなみに今回は研修のために積み下ろししていますので
同じ場所で積み降ろししています。
②ミラーを格納します。
③タイヤ止めをセットします。
④地盤確認し、敷板をセットします。
これは先ほども書きましたが、地盤が固い場所だった場合は地盤が痛むケースもあります。
特に両サイドのアウトリガーの2つの支える支点にはほぼ全重量の負荷がかかってきます。
敷板をセットするのはもちろん、敷板を外した後も必ず傷がないかチェックをお願いします。
傷がつかないことが大前提ですが万が一傷がついてしまった場合は早急に報告してください。
⑤後ろあおりを開けます。
⑥ヘルメット、手袋、ラジコンを装着します。
⑦固縛を外していきます。
⑧リフトの爪を上げます。
積み込む時にリフトの爪でバタ板を押さえていましたので、必ずここでリフトの爪を上げておいて下さい。
⑨上空確認します。
忘れてしまいがちですが、セルフする前は必ず上空を確認してください。
⑩荷台後ろを確認し、アウトリガーをセルフしていきます。
⑪バタ板をフォークタイヤ位置に合わせセットしていきます。
⑫バタ板と荷台が一直線である事を確認してください。
⑬リフトに乗り、パーキングブレーキを外し、ウインチを巻き下げていきます。
セルフしたことにより荷台がななめになっています。ウインチを巻き下げて重力の力で徐々にフォークリフトを
下げてい行きます。
⑭パーキングブレーキを入れリフトから降車します。
地面まで降ろしましたらパーキングブレーキを入れて、ウインチを外すために一度リフトから降車します。
⑮ワイヤーを巻き下げスリングを外します。
⑯リフトの爪を下げて移動させます。
⑰ウインチを巻き上げて収納していきます。
ウインチを巻くときは乱巻きにならないよう注意しましょう。どうしても乱巻きになってしまった場合、時間のある時に
まきなおしし、絡まったり引っかかったりする事のないようにしましょう。
⑱バタ板を収納します。
⑲アウトリガーを戻していきます。
⑳ラジコンを収納します。
アウトリガーを収納しましたら、くどいようですがラジコンを仕舞って下さい。
㉑地盤確認し、敷板を収納して下さい。
㉒後ろあおりを戻します。
㉓タイヤ止めを外します
こちらもタイヤ止め、忘れずに収納してください。こちらは忘れた場合、発車しようとするとガクッときますので、
まず忘れる事はないかと思いますが…。
㉔治具を収納します。
今回使用しましたレバーブロック、スリングも綺麗に巻いて収納しておきましょう。
㉕忘れ物がないか確認し、終了です。